2016年10月06日
ワークショップ「紛争地・パレスチナから来た芸術家による《心の解放プログラム》」レポート
せんがわ劇場 次世代芸術家グループの柏木俊彦です。
『海外戯曲リーディング』フリンジ企画統括をしています。
2017年2月に行われる『海外戯曲リーディング』のフリンジ(関連)企画として、
「紛争地・パレスチナから来た芸術家による《心の解放プログラム》」が2日間、開催されました。
・9月11日(日)19:00〜21:00@仙川ふれあいの家
「子どもと大人のためのワークショップ」
対象:一般市民(小学校3年生〜大人)
・9月12日(月)13:00〜16:00@劇場ホール
「プワークショップ・ファシリテーターのためのワークショップ」
対象:せんがわ劇場次世代芸術家
講師には、パレスチナから来日中の
イハッブ・ザハダァさん Ihab F.zahdeh
ムハンマド・ティティさん mohammad Titi(9/11のみ)
通訳には、岡本はづきさんを、お迎えました。


上の写真=左がイハッブ・ザハダァさん、右が岡本はづきさん
下の写真=ムハンマド・ティティさん
『海外戯曲リーディング』フリンジ企画統括をしています。
2017年2月に行われる『海外戯曲リーディング』のフリンジ(関連)企画として、
「紛争地・パレスチナから来た芸術家による《心の解放プログラム》」が2日間、開催されました。
・9月11日(日)19:00〜21:00@仙川ふれあいの家
「子どもと大人のためのワークショップ」
対象:一般市民(小学校3年生〜大人)
・9月12日(月)13:00〜16:00@劇場ホール
「プワークショップ・ファシリテーターのためのワークショップ」
対象:せんがわ劇場次世代芸術家
講師には、パレスチナから来日中の
イハッブ・ザハダァさん Ihab F.zahdeh
ムハンマド・ティティさん mohammad Titi(9/11のみ)
通訳には、岡本はづきさんを、お迎えました。


上の写真=左がイハッブ・ザハダァさん、右が岡本はづきさん
下の写真=ムハンマド・ティティさん
ドキドキな感じで始まりますー
名前を使ったエクササイズ。


参加者がみんなの前で発表する時には、笑顔でチャレンジを促します。

棒のように丸めた紙を使ったワーク。

最後は参加者みんなで記念写真を撮りました。

そして。
9/12は、次世代芸術家たちに向け、もう少し専門的に。

こどもたち向けのワークショップで、気をつけていること。仕組みや環境作りにも言及していきます。
グループでのシーン作りと発表。


最後はやはり全員で記念写真を撮り、終了しました。

【所感】
ざっと断片でしか紹介できないのが残念です・・・
今回のワークショップでは、たくさん幸せな事がありました。
おそらくはじめて演劇においては、海外在住アーティストが劇場事業に参加したこと。
そして、そのアーティストたちが、せんがわ劇場や参加メンバーを面白がってくれたこと。
「会う」という行為の大きさ。まさに、これは演劇を観る事と同じこと。足を運び体感する。「いまここ」が、やはり大事。
つながる!を強く感じました。
また、ワークショップでは、楽しいのみではなく、心までも占領しようとする隣国との情勢、厳しい環境下で生きるこどもたちや市民の状況、抑圧と自由、そして、明るさの中に潜むたくさんの哀しみにも触れました。
様々な感情を旅をする、豊かな時間が流れていたと感じます。
目的にしていた「演劇を通じて世界を知る」きっかけの一つになったと思います。
そして、この機会を通して発見したこと、身につけたことを、今度は自分たちのワークショップの中で生かし、アウトリーチ事業を通して調布の町の中にも豊かな心を根付かせていきたいと思います。
来日のメインには、東京演劇アンサンブル×イエスシアター(パレスチナ)共同製作『ミラー』がありました。
こちら→http://www.tee.co.jp/stage-shoukai-image/mirror/mirror.html
そのパンフレットでは、共同演出:公家さんが記されたティティの言葉に揺さぶられます。
「ぼくたちの国には自由以外のものならなんでもある。自由だけがないんだ!ところが君たちにはこんなにも自由があるのに、なぜ自由に振る舞おうとしない?」
では、
本当に自由なのか?
そもそも自由って何?
どうやってこれからを歩んでいくの?
こうやって、ずーっと思案の日々なのです。
たくさんの方の協力と支援があり、今回のワークショップを開催できました。
改めて感謝を申し上げます。
文責:次世代芸術家グループ企画運営部 柏木俊彦
いよいよ「海外戯曲リーディング」の上演作品や演出家が発表になりました。
ぜひご覧ください→こちら!
名前を使ったエクササイズ。


参加者がみんなの前で発表する時には、笑顔でチャレンジを促します。

棒のように丸めた紙を使ったワーク。

最後は参加者みんなで記念写真を撮りました。

そして。
9/12は、次世代芸術家たちに向け、もう少し専門的に。

こどもたち向けのワークショップで、気をつけていること。仕組みや環境作りにも言及していきます。
グループでのシーン作りと発表。


最後はやはり全員で記念写真を撮り、終了しました。

【所感】
ざっと断片でしか紹介できないのが残念です・・・
今回のワークショップでは、たくさん幸せな事がありました。
おそらくはじめて演劇においては、海外在住アーティストが劇場事業に参加したこと。
そして、そのアーティストたちが、せんがわ劇場や参加メンバーを面白がってくれたこと。
「会う」という行為の大きさ。まさに、これは演劇を観る事と同じこと。足を運び体感する。「いまここ」が、やはり大事。
つながる!を強く感じました。
また、ワークショップでは、楽しいのみではなく、心までも占領しようとする隣国との情勢、厳しい環境下で生きるこどもたちや市民の状況、抑圧と自由、そして、明るさの中に潜むたくさんの哀しみにも触れました。
様々な感情を旅をする、豊かな時間が流れていたと感じます。
目的にしていた「演劇を通じて世界を知る」きっかけの一つになったと思います。
そして、この機会を通して発見したこと、身につけたことを、今度は自分たちのワークショップの中で生かし、アウトリーチ事業を通して調布の町の中にも豊かな心を根付かせていきたいと思います。
来日のメインには、東京演劇アンサンブル×イエスシアター(パレスチナ)共同製作『ミラー』がありました。
こちら→http://www.tee.co.jp/stage-shoukai-image/mirror/mirror.html
そのパンフレットでは、共同演出:公家さんが記されたティティの言葉に揺さぶられます。
「ぼくたちの国には自由以外のものならなんでもある。自由だけがないんだ!ところが君たちにはこんなにも自由があるのに、なぜ自由に振る舞おうとしない?」
では、
本当に自由なのか?
そもそも自由って何?
どうやってこれからを歩んでいくの?
こうやって、ずーっと思案の日々なのです。
たくさんの方の協力と支援があり、今回のワークショップを開催できました。
改めて感謝を申し上げます。
文責:次世代芸術家グループ企画運営部 柏木俊彦
いよいよ「海外戯曲リーディング」の上演作品や演出家が発表になりました。
ぜひご覧ください→こちら!
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