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2019年12月20日

【第8回せんがわピアノオーディション受賞コンサート 五条玲緒インタビュー】

いよいよ第8回せんがわピアノオーディション受賞コンサートが約一か月後に迫ってきました。今回は、オーディションにおいて優秀賞を受賞され、2020年1月25日のジョイント・リサイタルに出演される五条玲緒さんにインタビューしました。

【第8回せんがわピアノオーディション受賞コンサート 五条玲緒インタビュー】


-改めまして、8月のオーディションにおいて優秀賞と下田幸二賞の受賞おめでとうございます。
(五条)ありがとうございます。
-コンサートの準備はもう始められていますか?
(五条)始めています。初めて演奏するショスタコーヴィッチとラフマニノフの練習曲集の第6番を中心にという感じです。

-現在は、東京藝術大学の学生ですよね?
(五条)大学一年生です。
-まだ一年生ですか。
(五条)そうですね。
-大学生活はいかがですか?
(五条)高校も、僕は大学の隣にある附属高校に通っていて、高校の頃から上京して生活をしているので、環境としては、そこまで変わって、ストレスがかかることはなかったです。それでも高校から大学になると、毎日のスケジュールというか、時間のリズムが全然違うので。
-大学の方が自由になる?
(五条)日によって、全く違うというのが。今日は午後から行けばいい日、今日は朝から。高校は毎朝8時半から。そこの時間の管理というか、自分で自分の管理が大変ですね。
-今は一人暮らしですか?
(五条)藝大の寮があって。藝心寮というのですが。寮といっても個室でキッチンとかついていて、食事が出るわけじゃないので、普通に学生マンションという感じです。
-でも、友達がしょっちゅう部屋にやってくるとか?
(五条)いや、意外と僕の場合、そうでもなく、僕自身、意外と寮にいなくて。ピアノの練習室にこもったりしているので。
-練習は大学ですか?
(五条)大学と寮でも練習ができます。
-休みの日は?
(五条)僕は、プラモデルが好きで。小学生の時は、ガンプラっていってガンダムのプラモデルが好きでして。すごく簡単に作れるのがあって、そのあと少しブランクがあって、今度は戦車とか戦艦とか作るものに移っていきました。最近は時間がなくて作っていないんですけど。祖父が今も木製模型の仕事をしている影響もあって見るのも好きです。
-高校と大学どちらが楽しいですか?
(五条)どちらにもそれぞれの良さがあるので難しいですね。高校は、教室にみんながいて。さらに、音楽高校なので、そこで色んな楽器の人が教室で弾いていてっていう環境でもあって。それはそれでがやがや楽しいっていう感じがあって。大学は大学で自分の好きな授業を取れて。自分が好きなことをやれる楽しさがあって。比べるのは難しいですね。

-オーディションは今回で何回目の受験でしたか?
(五条)2回目です。前回が2年前で、高校2年の時でした。その時は、奨励賞と高橋多佳子賞を頂けました。
-このコンクールを知ったきっかけは?
(五条)僕が師事している黒田亜樹先生の紹介がきっかけだったと思います。
-リサイタルが出来るからいいんじゃないみたいな
(五条)そうですね。
-そして、遂に受賞コンサートに繋がったんですね。

-受賞コンサートですが、【第8回せんがわピアノオーディション受賞コンサート 五条玲緒インタビュー】今回のプログラムはロシア人の作曲家3人の作品で構成されていますが、これはどのようにして決められたのですか?
(五条)もう、僕の完全な好みというか、なんていうか弾きたいもので選びました。
-いつもロシアの作曲家の作品が多いんですか?
(五条)そうですね。最近は。でも色んな作曲家が好きなんです。例えば、よくどの作曲家が一番好きなんですかとか聞かれるんですけど、いつも困っていて。どの作曲家も素晴らしいので。
-ロシアに限らずということですか?
(五条)限らずですね。昔は、今はショパンが好きですとか、ラフマニノフが好きですとか簡単に答えていたんですけど。色んな作品を聴くと、どれもすごい素晴らしい作品だと思っていて。
-良さが違いますよね。
(五条)そうですね。
-ロシアの作曲家の作品のどこが好きですか?
(五条)ラフマニノフとかスクリャービンとか、ロシアの作曲家の作品がみんなそうだとはわからないんですけど、音の和音の重厚な響きの感じとかが好きで。ショスタコーヴィッチもそういうところがあるかなと思うんですけど。メロディーというより、和音ですね。和音の響き。
-また、ベートーヴェンやブラームスの作品とは違う重々しさを感じる。
(五条)そうですね。

-コンサートでの聴きどころを教えて下さい。
(五条)この3つの曲のなかでは、特に、後半の2つの作品が、僕は好きでして。
まず、ラフマニノフは、「練習曲」というタイトルですが、作品として素晴らしくて。4曲弾くんですが、4曲続けて聞いた時のつながりの中に、ちょっとストーリー的なものを感じて頂けるように考えました。それを聴いて頂けると面白いというかいい感じなると思います。
スクリャービンは、今回演奏する作品の後、もっと調性の感覚がなくなっていく作風となるのですが、この作品では、丁度その前の時代と後の時代の作風の良さがミックスされたような作品です。僕にとっては、初めて聴いた時から大好きな曲なので、その良さを表現できればと思っております。

-これからどのようなピアニストになりたいですか?
(五条)そうですね。今は、目標は高くしようと思っておりまして。
-高くいきましょう!
(五条)言うのもおこがましいですが、最近、11月頭頃、(世界的に有名なピアニストの)アンドラーシュ・シフのベートーヴェンピアノ協奏曲全曲演奏のコンサートに行ったんです。僕が聴いたのは、ベートーヴェンのピアノ協奏曲の第1番と第5番なのですが、すごく感動して、すごい鮮やかに弾かれていて、すごい音楽的で、お客様も皆喜んで、スタンディングオべーションで。こんな演奏出来たらなと思ったんですよね。お客様に対して、どういう感情か分からないんですけど、心の変化を与えられるような。
-素敵な目標ですね。受賞コンサートは、その道のりの始まりになるよう期待しております。
(五条)ありがとうございます。頑張ります。

【第8回せんがわピアノオーディション受賞コンサート 五条玲緒インタビュー】


とても、純粋で優しい好青年という印象の五条さん。しかし、オーディションでの演奏は、会場全体を一気に引き込む力強さを感じさせるものでした。ジョイントコンサートもぜひご期待下さい。

【第8回せんがわピアノオーディション 受賞コンサート】
【ジョイント・リサイタル】
日時:2020年1月25日(土)14時開演
場所:調布市せんがわ劇場
出演:五条玲緒、松本悠里
チケット:500円
詳細はせんがわ劇場HPで!
https://www.sengawa-gekijo.jp/kouen/23192.html


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