2019年07月11日
演劇コンクール|稽古場アンケート!【劇団速度】
第10回せんがわ劇場演劇コンクール出場団体の稽古場情報を配信!全6団体、順不同でお届けします。
今回は【代表】の【野村眞人】さんにお話を伺いました。
①「カンパニーの成り立ち」を教えてください。
2016年、京都を拠点に結成。「ズレ」や「キョリ」などをテーマに、複数多分野のアーティスト相互による批評と協働制作を行うコレクティヴとして活動している。
②活動について聞かせてください。
いま、進行しているプロジェクトの一つに、「俳優とともに戯曲を使って上演する!!」というものがあります。3年間かけて、それぞれ「戯曲」「俳優」「上演」の再確立を試みます。
③コンクール参加の動機は?
団体として、ダンスとは何かという問いについて考えていくための契機として。
④今回は、どんな作品でしょうか?
「ゴドーを待ちながら」をダンスする作品です。
⑤今後の展望は?
団体として、ドキュメンテーションを作りたいです。


【担当メモ】
「複数多分野のアーティスト」たちだからこそ考えることのできる課題。頭の中で想像しきれない「得体の知れない」なにかを上演で目の当たりにすることができるように感じています。「演劇」のコンクールで「ダンス」とは何かを考え、それは「ゴドーを待ちながら」を「ダンス」する。舞台芸術のあらゆる批評性を帯びた作品を作る気概にご期待ください。
【劇団速度:7月14日(日)13:30】 担当:中澤陽
今回は【代表】の【野村眞人】さんにお話を伺いました。
①「カンパニーの成り立ち」を教えてください。
2016年、京都を拠点に結成。「ズレ」や「キョリ」などをテーマに、複数多分野のアーティスト相互による批評と協働制作を行うコレクティヴとして活動している。
②活動について聞かせてください。
いま、進行しているプロジェクトの一つに、「俳優とともに戯曲を使って上演する!!」というものがあります。3年間かけて、それぞれ「戯曲」「俳優」「上演」の再確立を試みます。
③コンクール参加の動機は?
団体として、ダンスとは何かという問いについて考えていくための契機として。
④今回は、どんな作品でしょうか?
「ゴドーを待ちながら」をダンスする作品です。
⑤今後の展望は?
団体として、ドキュメンテーションを作りたいです。


【担当メモ】
「複数多分野のアーティスト」たちだからこそ考えることのできる課題。頭の中で想像しきれない「得体の知れない」なにかを上演で目の当たりにすることができるように感じています。「演劇」のコンクールで「ダンス」とは何かを考え、それは「ゴドーを待ちながら」を「ダンス」する。舞台芸術のあらゆる批評性を帯びた作品を作る気概にご期待ください。
【劇団速度:7月14日(日)13:30】 担当:中澤陽
2019年07月08日
演劇コンクール・稽古場アンケート! 【イチニノ】
第10回せんがわ劇場演劇コンクール出場団体の稽古場情報を配信!全6団体、順不同でお届けします。
今回は、【主宰】の【前島宏一郎】さんにお話を伺いました。
①「劇団の成り立ち」を教えてください。
地元・茨城で長く活動していた主宰・前島が、自らの芝居の評価を得ることと、同様に地域で活動する演劇人との交流をしていくことを目標に、活動をはじめた演劇チームです
②活動について聞かせてください。
茨城発の演劇チームではありますが、主に県内ではなく全国の演劇フェスなどに参加させていただく活動が中心です。
札幌・仙台・新潟・都内・柏・豊田・高知・島根・熊本などで上演を重ねています。
年間5〜6回遠征することもあります。
③コンクール参加の動機は?
茨城ではなかなか得られない「評価」をいただくことです。それが自分たちの芝居を高めることに直結すると思っています。
④今回は、どんな作品でしょうか?
一見するとごく陳腐な「まち」と「ひと」の話です。しかし、ひとが生きる背景・ベースには様々な要因があり、だからこそ、それをあぶり出す舞台の場においては、人と人が織りなす空気と匂いがあると思います。そこにこだわった作品です。
この『なかなおり/やりなおし』のフルサイズ版を松本・広島で上演します。
全国の様々な土地から「イチニノの芝居をウチで観たい」と言っていただけるように、呼んでいただけるように、自分たちの武器を磨いていきたいと思います。


【担当メモ】
「ひとの心の機微、ひとのいる空間、ひとの熱い呼吸」にこだわって作品を作っていると言うイチニノさん。
当日はどんな“匂い”を舞台上に描いてくださるのか、楽しみです。
【イチニノ:7月13日 16:30】 担当:うえもとしほ
今回は、【主宰】の【前島宏一郎】さんにお話を伺いました。
①「劇団の成り立ち」を教えてください。
地元・茨城で長く活動していた主宰・前島が、自らの芝居の評価を得ることと、同様に地域で活動する演劇人との交流をしていくことを目標に、活動をはじめた演劇チームです
②活動について聞かせてください。
茨城発の演劇チームではありますが、主に県内ではなく全国の演劇フェスなどに参加させていただく活動が中心です。
札幌・仙台・新潟・都内・柏・豊田・高知・島根・熊本などで上演を重ねています。
年間5〜6回遠征することもあります。
③コンクール参加の動機は?
茨城ではなかなか得られない「評価」をいただくことです。それが自分たちの芝居を高めることに直結すると思っています。
④今回は、どんな作品でしょうか?
一見するとごく陳腐な「まち」と「ひと」の話です。しかし、ひとが生きる背景・ベースには様々な要因があり、だからこそ、それをあぶり出す舞台の場においては、人と人が織りなす空気と匂いがあると思います。そこにこだわった作品です。
この『なかなおり/やりなおし』のフルサイズ版を松本・広島で上演します。
全国の様々な土地から「イチニノの芝居をウチで観たい」と言っていただけるように、呼んでいただけるように、自分たちの武器を磨いていきたいと思います。

【担当メモ】
「ひとの心の機微、ひとのいる空間、ひとの熱い呼吸」にこだわって作品を作っていると言うイチニノさん。
当日はどんな“匂い”を舞台上に描いてくださるのか、楽しみです。
【イチニノ:7月13日 16:30】 担当:うえもとしほ
2019年07月07日
演劇コンクール・稽古場アンケート! 【キュイ】
第10回せんがわ劇場演劇コンクール出場団体の稽古場情報を配信!全6団体、順不同でお届けします。
今回は、【主宰】の【綾門優季】さんにお話を伺いました。
①「劇団の成り立ち」を教えてください。
大学一年生の時に、雀の鳴き声ほどのかすかな声で世界の片隅から問いかける、みたいな意味で「Cui?」(現在はキュイ表記)を旗揚げしたのですが、3.11が直撃して俳優3人降板して公演半年延期になり、何もやってないのにチラシ代の赤字だけが残るという、散々なスタートでした。ただキュイ、人前で名乗るのも書くのも楽なのは利点のひとつですね。今は気に入っています。響きもいいですし。キュイ。
②活動について聞かせてください。
旗揚げから手を変え品を変え世界を嘲笑うような戯曲を書いていましたが、ただの性格の悪い奴と化していたので、2016年から作品ごとに組む演出家を変え、それによって戯曲の方向性も変えるスタイルに移行して、それが定着しつつあります。日本では、唯一とは言わないまでも珍しい在り方だと思っています。ただ今回の『蹂躙を蹂躙』については、世界を嘲笑うような戯曲に戻ってきてしまいました。
③コンクール参加の動機は?
スペースノットブランクさん、コトリ会議さん、ゆうめいさんなど気になっている劇団が複数参加していたので、好奇心が疼いたからです。あと、作と演出が分かれていて参加出来るコンクール自体、少ないということも大きいです。戯曲賞は何度か応募してとったり落ちたりしましたが、あれはポストに戯曲を入れたらあとはひとりで天に祈るしかないので、比べて上演審査のコンクールはヒリヒリ感が違いますね。
④今回は、どんな作品でしょうか?
最近物騒な事件が多いので、『蹂躙を蹂躙』は、思わず現実の出来事と重ね合わせて観てしまうような内容になったかもしれません。はじめはそういう意図はありませんでしたが、それでいい、と今は捉えています。被害者が悲しい、それはもちろんそうでしょう。しかし私たちは苦痛であっても、加害者の悲しさを遠いものとして排除せずに、理解しなければなりません。加害者を人じゃないように扱うかぎり、これからも物騒な事件は起こり続けるでしょう。だって彼は私たちと全く同じ人だから。そういう話です。
⑤今後の展望は?
展望のまるで見えない、一寸先は闇としか言いようのないこの劣悪な世界で、なんとか演劇をやり続けて死ぬことです。不謹慎に足がついて歩いているようなところがある作風なので、守ることに意味のないつまらないルールは、生きているあいだにひとつひとつ丹念に破壊していくことが展望といえば展望でしょうか。



【担当メモ】
先日綾門さんとお話する機会があった時、戯曲を書くときは自宅で、音楽を大音量でかけながら書くと言っていたのが印象に残りました。
コンクールの作品はどんな音楽をかけながら書いたのか、聞いてみたいと思います。
【キュイ:7月13日(土)13:30】 担当:うえもとしほ
今回は、【主宰】の【綾門優季】さんにお話を伺いました。
①「劇団の成り立ち」を教えてください。
大学一年生の時に、雀の鳴き声ほどのかすかな声で世界の片隅から問いかける、みたいな意味で「Cui?」(現在はキュイ表記)を旗揚げしたのですが、3.11が直撃して俳優3人降板して公演半年延期になり、何もやってないのにチラシ代の赤字だけが残るという、散々なスタートでした。ただキュイ、人前で名乗るのも書くのも楽なのは利点のひとつですね。今は気に入っています。響きもいいですし。キュイ。
②活動について聞かせてください。
旗揚げから手を変え品を変え世界を嘲笑うような戯曲を書いていましたが、ただの性格の悪い奴と化していたので、2016年から作品ごとに組む演出家を変え、それによって戯曲の方向性も変えるスタイルに移行して、それが定着しつつあります。日本では、唯一とは言わないまでも珍しい在り方だと思っています。ただ今回の『蹂躙を蹂躙』については、世界を嘲笑うような戯曲に戻ってきてしまいました。
③コンクール参加の動機は?
スペースノットブランクさん、コトリ会議さん、ゆうめいさんなど気になっている劇団が複数参加していたので、好奇心が疼いたからです。あと、作と演出が分かれていて参加出来るコンクール自体、少ないということも大きいです。戯曲賞は何度か応募してとったり落ちたりしましたが、あれはポストに戯曲を入れたらあとはひとりで天に祈るしかないので、比べて上演審査のコンクールはヒリヒリ感が違いますね。
④今回は、どんな作品でしょうか?
最近物騒な事件が多いので、『蹂躙を蹂躙』は、思わず現実の出来事と重ね合わせて観てしまうような内容になったかもしれません。はじめはそういう意図はありませんでしたが、それでいい、と今は捉えています。被害者が悲しい、それはもちろんそうでしょう。しかし私たちは苦痛であっても、加害者の悲しさを遠いものとして排除せずに、理解しなければなりません。加害者を人じゃないように扱うかぎり、これからも物騒な事件は起こり続けるでしょう。だって彼は私たちと全く同じ人だから。そういう話です。
⑤今後の展望は?
展望のまるで見えない、一寸先は闇としか言いようのないこの劣悪な世界で、なんとか演劇をやり続けて死ぬことです。不謹慎に足がついて歩いているようなところがある作風なので、守ることに意味のないつまらないルールは、生きているあいだにひとつひとつ丹念に破壊していくことが展望といえば展望でしょうか。


【担当メモ】
先日綾門さんとお話する機会があった時、戯曲を書くときは自宅で、音楽を大音量でかけながら書くと言っていたのが印象に残りました。
コンクールの作品はどんな音楽をかけながら書いたのか、聞いてみたいと思います。
【キュイ:7月13日(土)13:30】 担当:うえもとしほ
2019年07月06日
演劇コンクール・稽古場アンケート!【世界劇団】
第10回せんがわ劇場演劇コンクール出場団体の稽古場情報を配信!全6団体、順不同でお届けします。
今回は【演出・脚本】の【本坊由華子】さんにお話を伺いました。
①「カンパニーの成り立ち」を教えてください。
愛媛大学医学部演劇部を母体とした医師と医学生の劇団です。
②活動について聞かせてください。
世界劇団では、精神障害者の患者さんを対象にワークショップを行っています。精神障害を持つ人々に演劇的な介入がどれだけ効果的か、大学で研究を実施しております。また、様々な演劇コンクールに参加し、ツアーを実施するなど精力的に活動しています。
③コンクール参加の動機は?
せんがわ劇場演劇コンクールでは、作品発表を行うだけでなく、その後のアウトリーチ事業に積極的に取り組まれており、私達の精神障害者に対するワークショップに活動が活かせると考えました。また、幅広いジャンルから審査員が集められており、魅力に感じたことも動機の一つです。
④今回は、どんな作品でしょうか?
「紅の魚群、海雲の風よ吹け」は私自身を投影したものになりました。この生きづらい世の中をどのように生き抜こうかと、悩み続けた叫びが作品となりました。演劇人として、医師として、一人の女性として、紅の海を泳ぎ切ってみようと思います。
⑤今後の展望は?
2020年春に三都市ツアーを実施します。また、精神障害者の方々を対象に演劇を使ったコミュニケーションワークショップを実施し、アウトリーチ事業を執り行っていきます。作品創りだけでなく社会還元を目的とした活動の幅も広げていきます。


【担当メモ】
「医師と医学生の劇団」が「演劇人として、医師として」どのような作品を作るのか、とても興味があります。演劇という手段を選択し、そして愛媛からせんがわ劇場という場所を選択し、さらにその先に拡がる「世界」を見据えるかの如き団体名でもある「世界劇団」の作品にご期待ください。
【世界劇団:7月13日(土)15:00】 担当:中澤陽
今回は【演出・脚本】の【本坊由華子】さんにお話を伺いました。
①「カンパニーの成り立ち」を教えてください。
愛媛大学医学部演劇部を母体とした医師と医学生の劇団です。
②活動について聞かせてください。
世界劇団では、精神障害者の患者さんを対象にワークショップを行っています。精神障害を持つ人々に演劇的な介入がどれだけ効果的か、大学で研究を実施しております。また、様々な演劇コンクールに参加し、ツアーを実施するなど精力的に活動しています。
③コンクール参加の動機は?
せんがわ劇場演劇コンクールでは、作品発表を行うだけでなく、その後のアウトリーチ事業に積極的に取り組まれており、私達の精神障害者に対するワークショップに活動が活かせると考えました。また、幅広いジャンルから審査員が集められており、魅力に感じたことも動機の一つです。
④今回は、どんな作品でしょうか?
「紅の魚群、海雲の風よ吹け」は私自身を投影したものになりました。この生きづらい世の中をどのように生き抜こうかと、悩み続けた叫びが作品となりました。演劇人として、医師として、一人の女性として、紅の海を泳ぎ切ってみようと思います。
⑤今後の展望は?
2020年春に三都市ツアーを実施します。また、精神障害者の方々を対象に演劇を使ったコミュニケーションワークショップを実施し、アウトリーチ事業を執り行っていきます。作品創りだけでなく社会還元を目的とした活動の幅も広げていきます。


【担当メモ】
「医師と医学生の劇団」が「演劇人として、医師として」どのような作品を作るのか、とても興味があります。演劇という手段を選択し、そして愛媛からせんがわ劇場という場所を選択し、さらにその先に拡がる「世界」を見据えるかの如き団体名でもある「世界劇団」の作品にご期待ください。
【世界劇団:7月13日(土)15:00】 担当:中澤陽
2019年07月03日
演劇コンクール・稽古場アンケート! 【公社流体力学】
第10回せんがわ劇場演劇コンクール出場団体の稽古場情報を配信!全6団体、順不同でお届けします。
今回は、【主宰】の【公社流体力学a.k.a太田日曜】さんにお話を伺いました。
①「劇団の成り立ち」を教えてください。
2014年に演劇動画コンテストのクォータースターコンテストに応募のため結成。ただ役者をやってくれる知り合いが誰もいなかったため責任として主宰の一人芝居で応募。単なる演劇ファンの思い出作りだったのだが賞を取ったので才能あるんじゃねえかと調子に乗って本格的に演劇団体として旗揚げ。
②活動について聞かせてください。
美少女至上主義者なので、美少女の魅力を伝える活動を行っている。基本的に主宰の一人芝居だが最近はライブハウス・ポエトリーオープンマイクでの朗読パフォーマンスとそこから発展した演目・朗読見世物がメイン。朗読見世物はほとんど雑談のような独り言なので、あれのジャンルは何かとよく聞かれる。私もよくわからない。これで国内最大の詩の野外フェスであるウエノポエトリカンジャムや闇鍋演劇祭のオルギア視聴覚室などに参加。より一層ジャンルが分からなくなる。
また2017年に劇団ももいろ鉄ドールが旗揚げしてから全作品の脚本を執筆している。ここは一人芝居じゃない、楽しい。あと映像作品や小説書いたりしている。
③コンクール参加の動機は?
昨年初めて知ったがファイナリストが豪華でこんなに時代の最先端を走るコンテストがあるのかと思った。ここに入れたら楽しいだろうなぁと思った。ただお客さんに美少女の独り言を聞かせる活動が公共のコンテストで選ばれるわけないと思って応募するつもりはなかったのだが、まぁ応募するだけタダなので送ってみようというスパムメールみたいな気分で送った。なので合格の知らせも最初は「落選通知なのに凄い丁寧、流石せんがわ劇場」と思った。
④今回は、どんな作品でしょうか?
基本的に公社流体力学は実話ベースの作品を作っている。今回もソレ。せんがわ劇場演劇コンクールが決まってからの出来事を描いている。死が目の前に迫った時の私と、2人の美少女にまつわる話である。ここまでは、作品説明で書いていますね。
今回も朗読見世物最新作。私がたった一人で騒ぐ、美少女の素晴らしさをお客様に語る。ただ今回はいつもと違って劇場の空間を埋めるようなアクションをする。具体的に言うと走ったりジャンプしたりします。恐らくせんがわ史上最も低予算の作品になります。
⑤今後の展望は?
11月2・3日上演の劇団ももいろ鉄ドール新作の台本を書く。王子スタジオ1で上演する。王子初進出。
最終目標は美少女至上主義を広める。美少女はこの世で最上の存在であると(それは作者である私よりも上ということ)広めたい。
数々の活動を続けていきたい。美少女にまつわること以外で好きな言葉は前衛、実験、兆戦なのでそれを忘れずにいたい。公社流体力学の一人芝居と朗読を私以外の人にやらせたい。
あと、野外演劇祭をやりたい。ネットで話題になる奴。正統派と邪道とあと演劇以外のジャンルから演劇的な人を混ぜたイベントをやりたいけど、実行力がないので夢で終わりそう。展望というか妄想になっちゃった。


【担当メモ】
独創的な視点から物事を観察し、提示する面白さ。このアンケートを読んでいただければ少しは分かる部分があるのではないでしょうか?提唱する美少女至上主義とお客様とがどのような出会いをし、どのような影響を与える事になっていくのか?楽しみです。
【公社流体力学:7月14日(日)16:00】 担当:桒原秀一
今回は、【主宰】の【公社流体力学a.k.a太田日曜】さんにお話を伺いました。
①「劇団の成り立ち」を教えてください。
2014年に演劇動画コンテストのクォータースターコンテストに応募のため結成。ただ役者をやってくれる知り合いが誰もいなかったため責任として主宰の一人芝居で応募。単なる演劇ファンの思い出作りだったのだが賞を取ったので才能あるんじゃねえかと調子に乗って本格的に演劇団体として旗揚げ。
②活動について聞かせてください。
美少女至上主義者なので、美少女の魅力を伝える活動を行っている。基本的に主宰の一人芝居だが最近はライブハウス・ポエトリーオープンマイクでの朗読パフォーマンスとそこから発展した演目・朗読見世物がメイン。朗読見世物はほとんど雑談のような独り言なので、あれのジャンルは何かとよく聞かれる。私もよくわからない。これで国内最大の詩の野外フェスであるウエノポエトリカンジャムや闇鍋演劇祭のオルギア視聴覚室などに参加。より一層ジャンルが分からなくなる。
また2017年に劇団ももいろ鉄ドールが旗揚げしてから全作品の脚本を執筆している。ここは一人芝居じゃない、楽しい。あと映像作品や小説書いたりしている。
③コンクール参加の動機は?
昨年初めて知ったがファイナリストが豪華でこんなに時代の最先端を走るコンテストがあるのかと思った。ここに入れたら楽しいだろうなぁと思った。ただお客さんに美少女の独り言を聞かせる活動が公共のコンテストで選ばれるわけないと思って応募するつもりはなかったのだが、まぁ応募するだけタダなので送ってみようというスパムメールみたいな気分で送った。なので合格の知らせも最初は「落選通知なのに凄い丁寧、流石せんがわ劇場」と思った。
④今回は、どんな作品でしょうか?
基本的に公社流体力学は実話ベースの作品を作っている。今回もソレ。せんがわ劇場演劇コンクールが決まってからの出来事を描いている。死が目の前に迫った時の私と、2人の美少女にまつわる話である。ここまでは、作品説明で書いていますね。
今回も朗読見世物最新作。私がたった一人で騒ぐ、美少女の素晴らしさをお客様に語る。ただ今回はいつもと違って劇場の空間を埋めるようなアクションをする。具体的に言うと走ったりジャンプしたりします。恐らくせんがわ史上最も低予算の作品になります。
⑤今後の展望は?
11月2・3日上演の劇団ももいろ鉄ドール新作の台本を書く。王子スタジオ1で上演する。王子初進出。
最終目標は美少女至上主義を広める。美少女はこの世で最上の存在であると(それは作者である私よりも上ということ)広めたい。
数々の活動を続けていきたい。美少女にまつわること以外で好きな言葉は前衛、実験、兆戦なのでそれを忘れずにいたい。公社流体力学の一人芝居と朗読を私以外の人にやらせたい。
あと、野外演劇祭をやりたい。ネットで話題になる奴。正統派と邪道とあと演劇以外のジャンルから演劇的な人を混ぜたイベントをやりたいけど、実行力がないので夢で終わりそう。展望というか妄想になっちゃった。


【担当メモ】
独創的な視点から物事を観察し、提示する面白さ。このアンケートを読んでいただければ少しは分かる部分があるのではないでしょうか?提唱する美少女至上主義とお客様とがどのような出会いをし、どのような影響を与える事になっていくのか?楽しみです。
【公社流体力学:7月14日(日)16:00】 担当:桒原秀一
2019年07月02日
演劇コンクール・稽古場アンケート! 【ルサンチカ】
第10回せんがわ劇場演劇コンクール出場団体の稽古場情報を配信!全6団体、順不同でお届けします。
今回は、【主宰】の【河井朗】さんにお話を伺いました。
①「カンパニーの成り立ち」を教えてください。
劇団という体制をとっておらず、主宰の河井朗が舞台作品を上演するためのカンパニーとして立ち上げました。
②活動について聞かせてください。
京都、東京を行き来してクリエイションを行なっています。
③コンクール参加の動機は?
公共劇場が行うコンクールへの取り組みと、様々な審査員の眼差しがどのように向けられるか興味が出たので応募しました。
④今回は、どんな作品でしょうか?
祖母が医療ミスで植物状態になってしまったことをきっかけに、理想の死に方をいろいろな人にインタヴューして制作した作品になります。
⑤今後の展望は?
少子高齢化で若者がいなくなっていくなか、劇場がこれから舞台芸術を志す人々たちとどういう取り組みができるかを考えていきます。


【担当メモ】
稽古写真がないという事で、変わりに「それっぽいもの」を送っていただいた。この2枚から見えてくる物。感じる事はなんだろうか?そして、河井朗さんが向き合っているものを感じていきたい。活動についての詳細は下記URLにて
https://www.ressenchka.com/
【ルサンチカ:7月14日 15:00】 担当:桒原秀一
今回は、【主宰】の【河井朗】さんにお話を伺いました。
①「カンパニーの成り立ち」を教えてください。
劇団という体制をとっておらず、主宰の河井朗が舞台作品を上演するためのカンパニーとして立ち上げました。
②活動について聞かせてください。
京都、東京を行き来してクリエイションを行なっています。
③コンクール参加の動機は?
公共劇場が行うコンクールへの取り組みと、様々な審査員の眼差しがどのように向けられるか興味が出たので応募しました。
④今回は、どんな作品でしょうか?
祖母が医療ミスで植物状態になってしまったことをきっかけに、理想の死に方をいろいろな人にインタヴューして制作した作品になります。
⑤今後の展望は?
少子高齢化で若者がいなくなっていくなか、劇場がこれから舞台芸術を志す人々たちとどういう取り組みができるかを考えていきます。


【担当メモ】
稽古写真がないという事で、変わりに「それっぽいもの」を送っていただいた。この2枚から見えてくる物。感じる事はなんだろうか?そして、河井朗さんが向き合っているものを感じていきたい。活動についての詳細は下記URLにて
https://www.ressenchka.com/
【ルサンチカ:7月14日 15:00】 担当:桒原秀一