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2019年07月06日

演劇コンクール・稽古場アンケート!【世界劇団】

第10回せんがわ劇場演劇コンクール出場団体の稽古場情報を配信!全6団体、順不同でお届けします。

今回は【演出・脚本】【本坊由華子さんにお話を伺いました。

①「カンパニーの成り立ち」を教えてください。
愛媛大学医学部演劇部を母体とした医師と医学生の劇団です。

②活動について聞かせてください。
世界劇団では、精神障害者の患者さんを対象にワークショップを行っています。精神障害を持つ人々に演劇的な介入がどれだけ効果的か、大学で研究を実施しております。また、様々な演劇コンクールに参加し、ツアーを実施するなど精力的に活動しています。

③コンクール参加の動機は?
せんがわ劇場演劇コンクールでは、作品発表を行うだけでなく、その後のアウトリーチ事業に積極的に取り組まれており、私達の精神障害者に対するワークショップに活動が活かせると考えました。また、幅広いジャンルから審査員が集められており、魅力に感じたことも動機の一つです。

④今回は、どんな作品でしょうか?
「紅の魚群、海雲の風よ吹け」は私自身を投影したものになりました。この生きづらい世の中をどのように生き抜こうかと、悩み続けた叫びが作品となりました。演劇人として、医師として、一人の女性として、紅の海を泳ぎ切ってみようと思います。

⑤今後の展望は?
2020年春に三都市ツアーを実施します。また、精神障害者の方々を対象に演劇を使ったコミュニケーションワークショップを実施し、アウトリーチ事業を執り行っていきます。作品創りだけでなく社会還元を目的とした活動の幅も広げていきます。








【担当メモ】
「医師と医学生の劇団」が「演劇人として、医師として」どのような作品を作るのか、とても興味があります。演劇という手段を選択し、そして愛媛からせんがわ劇場という場所を選択し、さらにその先に拡がる「世界」を見据えるかの如き団体名でもある「世界劇団」の作品にご期待ください。

【世界劇団:7月13日(土)15:00】 担当:中澤陽