第10回せんがわ劇場演劇コンクール・オーディエンス賞受賞公演
【世界劇団】「天は蒼く燃えているか」
2020年2月某日 レポート:せんがわ劇場 演劇ディレクター 桒原秀一
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演劇ディレクターの桒原秀一です。
昨年の第10回演劇コンクールで「オーディエンス賞」の受賞をした、世界劇団の「オーディエンス賞」受賞公演が4月18日(土)から行われます。
(公演詳細はこちらから→
https://www.sengawa-gekijo.jp/kouen/23615.html)
この記事では、稽古の写真とともに、公演の見どころをお伝えしていきたいと思います!
受賞した前回のコンクール時の作品『紅の魚群、海雲の風よ吹け』
https://youtu.be/Bp9EETCUdmA
(受賞後の愛媛公演での映像)
講評は、様々な角度で語られました。専門審査員からは「言葉のセレクトの仕方」「音楽と身体が作り出すリズム」に対してのご意見が多かったように思います。
(講評はこちらから→
https://sengawagekijo.tamaliver.jp/e468083.html)
今回は、稽古の映像を拝見させて頂きました。やはり、世界劇団の持ち味は健在。
言葉をセンシティブに且つ詩的に扱い、その魅力を充分に発揮しているという様に感じました。
予想を裏切る動きの連続。
言葉と動きのバランスを間違えると、動きの方が勝ってしまうという公演は何度も見た事があります。
しかし、世界劇団は動きにより詩的な言葉の存在感が更に引き立っているという印象があります。
時には言葉で、時には身体で。
矢継ぎ早にあらゆる方法で心が感じる。
終盤につれてダイナミックになっていくシーン。
終演後にお客様の心に残るもの。楽しみにしています。
私にはある台詞が心に残りました。素敵な台詞だと勝手に感じています。
勿論、内緒ですが。
是非、せんがわ劇場まで足をお運びください。お待ちしております。