第10回せんがわ劇場演劇コンクール出場団体の稽古場情報を配信!全6団体、順不同でお届けします。
今回は、
【主宰】の
【前島宏一郎】さんにお話を伺いました。
①「劇団の成り立ち」を教えてください。
地元・茨城で長く活動していた主宰・前島が、自らの芝居の評価を得ることと、同様に地域で活動する演劇人との交流をしていくことを目標に、活動をはじめた演劇チームです
②活動について聞かせてください。
茨城発の演劇チームではありますが、主に県内ではなく全国の演劇フェスなどに参加させていただく活動が中心です。
札幌・仙台・新潟・都内・柏・豊田・高知・島根・熊本などで上演を重ねています。
年間5〜6回遠征することもあります。
③コンクール参加の動機は?
茨城ではなかなか得られない「評価」をいただくことです。それが自分たちの芝居を高めることに直結すると思っています。
④今回は、どんな作品でしょうか?
一見するとごく陳腐な「まち」と「ひと」の話です。しかし、ひとが生きる背景・ベースには様々な要因があり、だからこそ、それをあぶり出す舞台の場においては、人と人が織りなす空気と匂いがあると思います。そこにこだわった作品です。
この『なかなおり/やりなおし』のフルサイズ版を松本・広島で上演します。
全国の様々な土地から「イチニノの芝居をウチで観たい」と言っていただけるように、呼んでいただけるように、自分たちの武器を磨いていきたいと思います。
【担当メモ】
「ひとの心の機微、ひとのいる空間、ひとの熱い呼吸」にこだわって作品を作っていると言うイチニノさん。
当日はどんな“匂い”を舞台上に描いてくださるのか、楽しみです。
【イチニノ:7月13日 16:30】 担当:うえもとしほ