せんがわ演劇祭 プレイベント『ケベックの文化と今日の演劇について』ミニミニレポート

せんがわ劇場

2019年01月15日 10:00

 
~『ケベックの文化と今日の演劇について』 ミニミニレポート~

第1部出演
■Laurent Trempe(ローラン・トレンプ) (ケベック州政府在日事務所広報・プレス担当官)
■久山 友紀 (ケベック州政府在日事務所 文化・公的機関担当官)

 
第2部出演
■曽田修司 ( 国際演劇協会日本センター常務理事・事務局長)
■山上優 (俳優・演出、翻訳家)
■高橋正徳 (演出家・文学座)
 
 
調布市と、カナダ・ケベック州は、
2015年に「文化・芸術などの文化的交流を視野に入れた包括連携についての共同宣言」を行い、
交流しています。
 
そこで、せんがわ演劇祭で上演する3ヶ国の作品の中から、
プレイベントとして、ケベック州文化のご紹介と、
ケベック作品「顔のない少年」についてとりあげることになりました。
 
第1部では、よく知られる「シルク・ド・ソレイユ」をはじめとした、文化事情全般、
第2部では、演劇や「顔のない少年」にスポットを当て、お話しいただきました。
 
終了後はロビーで、ケベック州政府在日事務所が提供して下さった、
メイプルクッキーやメイプルウォーター、メイプルティなどのケベックの味を楽しみました!

山上さん、高橋さんに少しずつお話を伺いました。
 
 ■ 山上さん
抽象的でありながらリアルで、現代に通じるテーマを持っていまし、
父子の会話や関係性はとても興味深いです。翻訳家としては、訳した言葉が、
役者さんの声となってどう立ち上り、
高橋さんの演出によってどんな世界になるのかとても楽しみにしています」
 
 ■ 高橋さん
怖い、気持ち悪い、という側面を持った作品でもあるので、そこは際立たせたいですね。
また、出演の役者さんたちも魅力的な方が多いので楽しみです。
少し難しい作品ではあるけど、せんがわ劇場は客席も近くて伝わりやすい劇場だと思うので、
言葉の力で、想像力をかきたてられるような作品に仕上げたいですね
 
 
-----あらすじ---------------------------------------------------------------------------------------------
「顔のない少年」ラリー・ドランブレ=作 山上 優=訳

ある朝、母は、ベットにいた息子ジェレミーの目、鼻、口、耳が無くなっているのを発見する。
映画館でゾンビ映画を見ていたはずのジェレミーとジェシカ。
いつしか二人の男女は不思議な世界に浸り込んでゆく。
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実は、まだ稽古は始まっていません。これからどんな風になっていくのか、楽しみです!

せんがわ演劇祭の詳細は
http://www.sengawa-gekijo.jp/kouen/21708.html

チケットは、せんがわ劇場窓口・電話・HPで扱っています。ぜひご来場ください!










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