コンクール直前インタビュー!(3)情熱のフラミンゴ

せんがわ劇場

2016年07月10日 11:31

第7回せんがわ劇場演劇コンクール出場団体のみなさんにお聞きした、直前インタビュー!観劇の前後にぜひご覧ください!

Q:
情熱のフラミンゴの成り立ちは?


島村:
多摩美術大学の映像演劇学科で映画・演劇を専攻してたメンバーが集まってできた制作チームです。結成のキッカケは情熱のフラミンゴで振り付けを担当している服部未来さんのハウスパーティーでした。そこで服部さんと意気投合して、映画作家の川本直人さんを呼んで演劇とか映画の括りなく横断的な活動ができるチームを作ろうって話になりやんわり結成した次第です。また、2014年から西調布一番街つくるまちプロジェクトに参加して「浮く基地」という拠点となるアトリエを構えたことでき、チームとしての絆が深まってきたという感じです。




Q:
これまでの活動は?


島村:
主にアトリエで子供向けのダンス、演劇、映像のワークショップを開催したり、ギャラリーを借りて公演を打ったり、映画制作をしています。

Q:
演劇コンクールへの参加の動機は?


島村:
西調布一番街つくるまちプロジェクトの一環で参加した「たづくりアートフェスティバル」のクロージングパーティーで「せんがわ演劇コンクール」のことを知り、締め切り直前でしたが思い切って応募しました。

Q:
今回の作品について


島村:
テーマは二つあります。1つは情熱のフラミンゴ初めての劇場公演なので舞台空間全てが物語として活用できるものにしたいということ。もう一つは、僕の作る演劇は腕がプラプラしていることが多いので、それに特化させてみようということです。美術家のアルベルト・ジャコメッティの作品をよく見たりしてイメージを膨らませていきました。

Q:
今後の展望について


島村:
今回せんがわ劇場で公演させていただいて、やっぱり劇場って最高だなって思ったんです。多くのお客さんに劇を見せる環境が整っていますし、楽屋にはシャワーもある。なので、今後も劇場作品を作っていきたいと思っています。出品作品である『きれいなひかり』はそういった可能性が実感できる作品が今回作れたらいいなと思っています。


(インタビュー:次世代芸術家グループ企画運営部 桒原秀一)





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