せんがわアートサロン#2

せんがわ劇場

2016年05月28日 19:33

せんがわ劇場 次世代芸術家グループの柏木俊彦です。
『海外戯曲リーディング』フリンジ企画の運営をしています。

先日5/25に、せんがわ劇場内の「仙川ふれあいの家」で、「せんがわアートサロン#2」が行なわれました。

ん?
『せんがわアートサロン』って、なんだろう?

2017年2月。
せんがわ劇場では、翻訳家として活躍する常田景子氏を中心に、海外の秀れた作品を紹介・発表する企画として、『海外戯曲リーディング』公演を予定しています。


(せんがわアートサロン#1の様子)

一見・・・
堅苦しくとても難しそうと思うかもしれません。
専門的!と思う人も。 でもそれは、私たちも一緒です。
海外戯曲って難しそう?
リーディングって面白いの?
そもそも演劇って楽しいの?

様々な疑問や不安があります。
その疑問や不安を、みんなで一緒になって考える時間と触れ合う場を作っていく。
それが、『せんがわアートサロン』と考えています。

今回#2は、
6月公演予定「庭にはニワトリ二羽にワニ」
「キニサクハナノナ」
(公演詳細ページはここをクリック)
の稽古見学ツアーがメインでした。

今回の参加者は20名ほど。
最初に、サロンの企画説明が行われ、その後は





アイスブレイク(佐川大輔さんが担当)で、参加の皆さんの雰囲気がほぐれたところで
見学する「キニサクハナノナ」(作/小川 未玲)の台本の一部を、自分たちで声に出して読んでみました。

そして、いよいよホールに移動しての稽古見学。



見学後は、ふたたびサロン会場に戻り、サロン全体を振り返りつつ、感想を自由に語り合いました。






振り返りでは、
・実際、自分たちで声をだして読んでから、稽古を見る新鮮さ
・文字が、立体化されることへの興奮
・劇場で稽古できる環境のすばらしさ
・稽古を見ての諸々の感想
・リーディングってなんだろう?
など、各々違った角度からの意見が飛び交いました。
非常に興味深い時間でした。

さて、次回は、
徳永京子さん(演劇ジャーナリスト)をゲストにお呼びして、
7月開催「演劇コンクール」をテーマに、様々な視点からのコンクールの楽しみ方、はたまた、演劇の未来についての考察。そして、あらたな交流が生まれることを期待しています。

サロンは一年間を通じて、ほぼ毎月第4水曜日に、せんがわ劇場で行われています。
どうぞ足を運んでくださいませ。

▼6月22日(水)19:00~21:00 18:45開場
せんがわアートサロン#3
ゲスト: 徳永京子(演劇ジャーナリスト)
料金:無料
企画・運営・進行;次世代芸術家グループ
主催:せんがわ劇場
(※ このサロンは、事前申し込みは不要です。)


文責:次世代芸術家グループ 企画運営部:柏木俊彦




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