せんがわシアター121vol.7「黄昏の光芒~ドン・キホーテへのオマージュ~」出演者インタビュー(5) 坂井くるみさん

せんがわ劇場

2016年02月12日 11:38

せんがわシアター121vol.7「黄昏の光芒~ドン・キホーテへのオマージュ~」の出演者の皆さんを、せんがわ劇場HPの中でご紹介するシリーズ、第5回目の今回は、吉村りん役の坂井くるみさんにお話しをうかがいます!


― 第5回目は、吉村りん役の坂井くるみさんです。今日は浅野京子役の新井純さんと、「黄昏の光芒」の作家、柴田千絵里さんにもいらしていただきました。
それでは坂井さんにうかがいます。吉村りんはどういう人ですか?


坂井:レモン農家をやっている吉村健一の一人娘です。一見好きなことをやってダラダラしているように見えるのですが、実は自分の将来のことに悩んでいたり、色んなことに疑問を持っています。このお話の中で一番しっかり自分を見ている人だと思います。

― 新井さんは、吉村りんという役についてどう思われますか?

新井:そうね。りんさんはこのドラマの中で一番成長する役かもしれませんね。

― 柴田千絵里さんはどう思われますか?

柴田:りんちゃんのイメージは現代っ子。でもお転婆に見えて、実はとても母性にあふれた人です。両親ともいない翔太は、これから家族をつくっていくのかもしれない、りんはこれから翔太と友達になるのか、どうなるか…。りんはもう一人の京子であるのかもしれない、とも思います。もう一人のヒロインという意味で。


坂井:そうなんですね!私とりんは結構似ていると思います!(一同笑)
― (笑)そんな坂井さんがお芝居をやろうとしたきっかけは何ですか?

坂井:小さいころから舞台を観る環境にあって。おやこ劇場に入っていたんです。舞台に立っているひとが素敵だなぁと思って。それで自分もやってみようと思うようになりました。
歌とダンス、特にダンスが好きで、小さいころからレッスンしていました。
色々将来について悩んだんですけど、やっぱり舞台の仕事がしたいと思い、今ここにいます。挑戦しつつあるところです。

― それでは坂井さん、このお芝居のみどころ、自分のこういうところを観てほしい、などありましたら教えてください。

坂井:7人の役それぞれが葛藤しているんです。ご覧いただくと7人の中の誰かに必ず共感できると思います。そして観終わって現実に立ち戻った時に、ご覧になった方の心が少しだけ変化しているかもしれない、そう思います。自分の役でいえば、翔太との出会いのシーンがあるのですが、そこを観ていただきたいです。まだまだ演らなければいけないことがたくさんあるのですが、頑張りたいと思います!!

― ありがとうございました。



<坂井くるみプロフィール>
1991年9月5日生まれ
ミュージカルカンパニーイッツフォーリーズ所属
特技:チアリーディング
主な舞台:2014年ミュージカルコメディ「死神」
2015年ミュージカル座「氷刀火伝~カムイレラ2~」、イッツフォーリーズ公演「あさはなび」、TAP DO !「劇場版13~GO!DO!GO!~」、コカコーラウエスト・ファミリーミュージカル「ルドルフとイッパイアッテナ」、日本劇団協議会 ミュージカル「花山信吉工務店」


公演は2月17日(水)~21日(日)せんがわ劇場にて上演します。ただいまチケット絶賛発売中ですので、皆さまお誘いあわせの上、ぜひご来場ください。お待ちしております。


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