サンデー・マティネ・コンサートvol.213

せんがわ劇場

2019年05月06日 13:23

【サンデー・マティネ・コンサートvol.213】
出演:芝 有維(しば ゆい) (篠笛)、有馬 美梨(ありま みのり)(箏)、金子 昇馬(かねこ しょうま) (箏)



令和元年、最初のサンデー・マティネ・コンサートは、日本音楽の世界として、篠笛と箏によるそれぞれの独奏とアンサンブルのコンサート。新しい元号の始まりにふさわしい和楽器の演奏をお楽しみ頂きました。



10連休とのことでご旅行される方も多く、お客様がいらっしゃるか不安でしたが、有難いことに今回もほぼ満席となりました!



出演者は、桐朋学園芸術短期大学に在籍している芝さん、有馬さん、金子さんの3名。日本において数少ない邦楽を専門的に学べる音楽大学がある仙川ならではの大切な企画です。








今回、演奏して頂いたのは、演奏者によって受け継がれて来た伝統ある古典の作品と新しく和楽器のために作曲された現代の作品。演奏の合間には、楽器の紹介や楽譜にも触れて頂き、西洋の楽器とは異なる特徴や多様な種類を分かり易く解説して頂きました。



そして、なんと言っても素敵なのは実際の演奏。若々しい力強さと表情豊かな音楽には、会場全体が引き込まれ、和楽器の魅力をたっぷり堪能出来たのではないでしょうか。










早くも次回は、もっと楽器の種類を増やしてやろうという声もちらほら。近いうちにまた皆様に日本の伝統芸術の素晴らしをお届け出来たらと思います。



さて、次回もまた、「未来のホープ」として、ピアノの守永由香さんがショパンを演奏して下さいます。若くして日本音楽コンクールで入選するなど将来を有望視されている若手の演奏!ぜひご期待下さい!



SMC vol.213 5月5日
日本音楽の世界
出演:芝 有維(しば ゆい) (篠笛)、有馬 美梨(ありま みのり)(箏)、金子 昇馬(かねこ しょうま) (箏)

演奏曲目:
箏譚詩集 Ⅰ 小さな序曲、Ⅴ やがて春が(三木稔作曲)
祭り囃子より『はねこ踊り』(作曲者不明)
古典曲『獅子狂い五段』(作曲者不明)
「三つの断章」(中能島欣一)
「二つの田園詩」(長沢勝俊)

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