サンデー・マティネ・コンサートvol.206

せんがわ劇場

2018年12月03日 10:00

<フルート& ハープコンサート>

【出演】
緒方 里珠(フルート)
小幡 華子(ハープ)



フルートとハープの組合せは、2015年のvo.138以来。ずいぶんと久しぶりになりました。すっかり冬になったような寒さでしたが、劇場内は優しい音色に包まれました。

楽器紹介のコーナー、まずは緒方さんのフルートのお話から。
材質が金か銀かによる音色の違いについて「目を閉じて聴くとわからない程度の違いかもしれませんが」とおっしゃりながら、吹き口に近い部分を金、下半分?を銀でつなげた、こだわりのフルート!
「銀の音色に、金ならではのキラキラした感じを加えたくて」自ら注文してオリジナルで作成してもらい、高校生の頃からずっと使っていらっしゃるのだそうです!

ハープは、ふだん身近に見ることの少ない楽器とあって、お客さまも興味津々。一見、優雅に絃をつま弾いているように見えますが、足元では7つものペダルを3段階で踏みながら音階を変え、手元では44本の弦を間違うことなく演奏するという、なかなかにハードモードな楽器です。1曲でペダルを100回踏みかえることもあるんだそうですよ!

プログラム最後の「荒城の月」は、フルート奏者ジャン=ピエール・ランパルが、日本の曲をフルートとハープのために編曲したシリーズの1曲。しっとりとコンサートのフィナーレを飾りました。

ところで、久々の仙川トークでは、緒方さんが「ローカルインディア」、小幡さんが「李記担担麺食堂」「なみはな」をあげてくださいました。いずれも美味しいですよ。皆さんも仙川にいらした際はどうぞ♪

終演後のインタビューをご覧ください!

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