サンデー・マティネ・コンサートVol.165 in JAZZ ARTせんがわ~体験! “微分音”のふしぎな世界!!
サンデー・マティネ・コンサートVol.165は、毎年恒例、JAZZ ARTせんがわとのコラボ企画。過去には、佐藤允彦さん、巻上 公一さん、鈴木昭男さん、藤原清登さん、坂本弘道さん、太田惠資さん、梅津和時さん、深町純さんにご出演いただいてきました。
今年は、冷水ひとみさん。日本に一台しかない微分音キーボード”Tonal Plexus 6s”を駆使して、「微分音」の世界に引き込んでくださいました。
今回は、終演後もJAZZ ARTせんがわのプログラムがめじろおしだったため、残念ながら直接インタビューはできませんでしたが、後日冷水さんからコメントをいただきました!演奏中の素敵な写真と共に、どうぞご覧ください。
―サンデー・マティネ・コンサートにご出演いただいてのご感想をお願いします。
冷水 実はとても難解な内容ですので、興味をもっていただけるか、楽しんでいただけるか、とても心配でしたが、にこやかに、かつ熱心に聴いてくださっていたので、リラックスして演奏することができました。ちょっと時間が短いのが残念なくらい、こちらも楽しませていただきました。
撮影:Masaaki Ikeda
コンサートでは、手元をカメラで撮影し、バックのスクリーンでご覧いただきながらの演奏でした。
撮影:Masaaki Ikeda
撮影:Masaaki Ikeda
―冷水さんにとっての微分音の魅力を教えてください。
冷水 一言では言えませんが、「自分の音」を自分の耳で見つけていく、未知の旅ができることだと思います。
―コンサート中にお話ししていらした、仙川の思い出のお店の名前やエピソードについて教えていただけますか?
冷水 「リセンヌ」というアンティーク風の喫茶店。なくなっちゃったのはショックでした。窓際の席で紅茶とクロックムッシューと決めてました。おにぎり屋さんの「てしま」も懐かしい。そして、昔のまんまの「神代書店」!いつまでもがんばってほしいです。
―お客さまにむけてメッセージがあれば、ぜひお願いします。
冷水 ほんとうに懐かしい仙川にお招きいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。かなり様子はかわりましたが、私にとっては特別な場所。やはり縁をかんじました。たくさんの方にお越しいただき、音楽やアート、そして桐朋学園を大事にしてくださっている様子が伝わってきて嬉しかったです。また、時々遊びに来ますね。ありがとうございました。
微分音のキーボード、劇場スタッフもお客さまも、興味津々で見つめてしまいました。宇宙的でありながら、思いのほかPOPな曲もあって、まさに新しい体験ができた45分。サンデー・マティネ・コンサートは、さまざまな音楽にふれるチャンスがあってお得なコンサートだと(手前味噌ではありますが)思います。
冷水さん、ありがとうございました!
終演後、写真だけは撮影させていただきました!
楽器のアップ。ものすごい数の鍵盤ですね・・・!
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