サンデー・マティネ・コンサートVol.155 「気軽に愉しむ、日本の琵琶」 終演後インタビュー

せんがわ劇場

2016年03月02日 19:04

2月21日に行われたサンデー・マティネ・コンサートVol.155は、
榎本百香さん(琵琶)と川俣夜山さん(尺八)のお二人。今回も終演後にコンサートの感想など伺いました!




―お二人とも初めてのご出演になりますが、せんがわ劇場の中にお入りになったことは?

榎本・川俣 初めてです。

―コンサートはいかがでしたか?

榎本 楽しかったです。お客さまも、満席なのもびっくりですし、とても興味を持って聞いてくださっていたのでうれしかったです。

川俣 僕も、もっと長く演奏していられたら楽しいなと思いました。もちろん終わりがあるからいいのですが、とても熱心に聴いてくださる方とか、温かく見守って下さっている方とか、やはり客席がとても近い分伝わってくるので、こちらも、もっともっといっぱい演奏したいなという気持ちになりました。
―お客さまの近さ、温かさというのは、出演して下さった方、皆さん感じてくださっているようです。

榎本・川俣 そうですよね。

―さて、お二人は「百夜月(ももよづき)」というユニットでも活動なさっているということですが、もともとはどのようなお知り合いだったのでしょうか?

榎本 もともとは、お互いが所属している和楽器のオーケストラがありまして、そこで知り合いました。そこで「琵琶と尺八で何かやってみよう」ということになって、結成しました。

―ユニットはいつごろから結成なさったのですか?

川俣 意外と前…5年くらいにはなるんじゃないかな?

―今回は琵琶をメインにとお願いして選曲していただきましたが、ユニットで演奏されるときは、いつもどのような曲をチョイスされるのでしょうか。

榎本 コンサートによってですが、今日演奏した「朧月夜」「さくら」は、やはり皆さまご存知ですし、「歌垣」は琵琶と尺八の古典らしい音を聴いていただけるので、多いですね。そのほかでは、オリジナル曲も演奏します。

―オリジナル曲もお持ちなんですね。確かにもう少し時間があれば、オリジナル曲もプログラムに入れていただけましたね。今後の演奏会の予定などはありますか?

榎本 二人一緒にというのは今のところ予定がないのですが、私は桐朋学園芸術短期大学の卒業演奏会に参加させていただきますし、4月に押上の美味しいお蕎麦屋さんで演奏しますので、ぜひHPなどご覧ください。

川俣 私は、春先なので発表会やおさらい会の助演などで入ることが多くて、自分たちのガッツリした演奏会というのは、しばらくは地方になってしまいますね。

―では、今後の演奏予定はお二人のHPをチェックしなくてはいけないですね!

川俣 ぜひお願いします。

榎本 あと、ずっと先ですが、11月16日に日本橋公会堂で初めてのリサイタルをやらせていただきます。

川俣 そこはぜひクローズアップしてください(笑)


お二人とも、穏やかなな語り口が和服姿にぴったりでした。榎本さんのリサイタルはHPに掲載されるそうですので、ぜひご覧くださいね。榎本さん、川俣さん、本当にありがとうございました!





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