第4回せんがわピアノオーディション受賞コンサート 終演後インタビュー(1)

せんがわ劇場

2015年12月16日 21:01


12月5日(土)に、第4回せんがわピアノオーディションの受賞者の皆さんによるコンサートが開かれました。

本番直後の皆さんに突撃(!)して、感想を伺いました。
パート1は、14時開演のジョイントリサイタルにご出演の内村さん、大井さん、木邨さんへのインタビューです。
どうぞご覧ください!(掲載は出演順です)
木邨清華さん


―いまコンサートが終わったばかりですが、まずは率直なご感想をお願いします。

木邨 …緊張しました!(笑)

―今回の曲は、弾き込んだ曲なのですか?それとも新曲なのでしょうか。

木邨 先月にも一度演奏会で弾きましたが、新しく取り組んだ作品です。

―今回のためにチャレンジして下さったんですね。コンサート自体はいかがでしたか?

木邨 最初に出て行った時から、皆さん温かい拍手をしてくださって、自分を受け入れてくださっているような、すごくアットホームな感じで。

―では、気持ちよく弾けましたか?

木邨 はい!

―また機会があれば、せんがわ劇場にいらしていただけますか?

木邨 ぜひ!よろしくお願いします。

―ありがとうございます!お疲れさまでした。






大井駿さん


―まずは、いま弾き終わって、コンサートはいかがでしたか?

大井 ホッとしましたね。ピアノも素晴らしいスタインウェイで、きれいな音が出たと思います。期待に応えられたかどうかはわからないですが、温かいオーディエンスのみなさんが、心の支えになってくださって。
今回は全部初めての曲です。オーディション以降に、なるべく、クラシックをよく聞く方もあまりなじみのない方も楽しめるようにと考えた結果、こういうプログラムにしようと決めて、ゼロから始めた次第です。

―バラエティに富んだ選曲でした。オーディションが終わって3か月程度でしたので大変だったのでは?

大井 その方がいいかなと思って。準備不足というのもあるかもしれませんが。

―大井さんは普段はヨーロッパにお住まいですよね。いつこちらに戻られたんですか?また、日本との違いは大きいですか?

大井 一昨日の朝に戻ってきて、まだちょっと眠いかな…(笑)明日の朝戻ります。
向こうは水も硬水だったり、いま僕は山の方に住んでいるので、気候の変化も大きいし、日本とはだいぶ違いますね。でもそういう、当時の人はどんなふうに暮らしていたのかとか、気候とか文化とかを含めて勉強できたらなと思って、ヨーロッパにいます。

―ありがとうございました。





内村真凛さん


―お疲れ様でした。

内村  ありがとうございました。とても緊張して、冷や汗が流れましたが、お客さまが沢山いらしてくださっていて嬉しかったです。

―今回選曲した曲は、ずっと勉強してきた曲なのですか?

内村 最初の2曲は、今回初めて挑戦しました。あとの3曲は、以前に勉強していたものです。

―アンコールの曲は少しびっくりしました。とてもすてきでしたよ!

内村 ありがとうございます!トルコ行進曲のジャズ風のアレンジは初めてでしたので、楽しく弾くことができました。

―仙川やせんがわ劇場には、今回のオーディションで初めていらしたんですか?

内村 2年前のオーディションで仲のいい友達が受賞して、彼女のコンサートの時に仙川に来ました。その時すてきなオーディションだなと思って、自分も挑戦して、こうしてコンサートをさせていただくことができて、とてもうれしかったです。

―2年前はお客さまで、今回はステージに立つ側になったわけですね。お気持ちはかなり違うと思いますが、実際どうでしたか?

内村  2年前も(演奏しているのが)仲のいい友達だったので、見ているだけでもドキドキしたのですが、自分が出るのはまたさらに緊張しました!でもお客さまがやさしく受け止めてくださったので心が温まりました。

―では気持ちよく演奏できましたか?

内村 気持ちよく弾けたところもあったり、う~んちょっと、と思うところもあったり(笑)でしたが、こう弾きたい!という強い気持ちをもって、今の自分にできる精一杯の演奏はできたかなと思います。

―お疲れ様でした!




パート2では、ソロリサイタルを終えた早坂忠明さんと、選考委員長の高橋多佳子さん、選考委員の下田幸二さんにお話を伺っています。
おたのしみに!






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