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2016年07月08日

サンデー・マティネ・コンサートVol.162 未来のホープコンサート20 終演後インタビュー

出演の五十嵐薫子さんは、実は今年1月17日のVol.153「新春芸術対談」の際に、ピアノ演奏者として2曲弾いていただいた方です。その演奏がとても素晴らしかったので「2曲だけなんて残念!ぜひきちんと出ていただきたい!」とすぐに出演オファー。スケジュール調整を経て、今回のVol.162・未来のホープコンサートとなりました。
終演後、お話を伺いました。




―お疲れ様でした!前回、ちょうど半年前に出ていただいた時は、新春芸術対談がメインでしたので、どちらかというとゲストピア二ストという感じだったのですが、今回は、しっかりと五十嵐さんのコンサートとしてご出演いただきました。両方を比べてみていかがですか?

五十嵐 そうですね、やっぱり前回の時は、自分が登場するタイミングとか、ステージ上で先生方が聴いていらっしゃるという、なかなか自分が経験していないような形だったので緊張しました。今回は、(ふつうのコンサート形式という)自分の慣れているスタイルだったので、思う存分、変に緊張することなく演奏できたかなと思います。



―せんがわ劇場は小劇場で、リサイタルホールとも、サロンのようなスペースともまたちょっと違う感じだと思いますがいかがでしたか?

五十嵐 このホールの明かりの感じが、私はけっこう好きなんです。それから、お客さまとの距離とか、途中から(ひな壇で)上がっていて、ちゃんと全員の方が見えるようになっているのがいいなと思いました。
お客さまも、皆さん(演奏に)反応して下さったり、途中の質問コーナーではいろいろと質問して下さったり、温かい感じが嬉しかったです。



―ここでちょっと五十嵐さんご自身についてお聞きします。(本番中の)インタビューで、6歳からピアノを始めたけれど、最初はそれほど一生懸命ではなかったとおっしゃっていましたね。でも、経歴を拝見すると、小学生の頃からいろんなコンクールで活躍なさっています。これだけ評価を受けると、自分にはピアノの才能があるのでは、とか、自分にとってピアノは特別なものだと感じ始めた瞬間があったのではないかと思うのですが、いかがですか?

五十嵐 そうですね。小さい頃から本を読む以外の趣味があまりなく、わりとインドアな子だったので、ピアノはとても大事な存在ではあったんですけど、小学校低学年の頃はさすがに、ピアノでやっていこうという気持ちはありませんでした。
きっかけといえば、小学校3年生か4年生の時のピティナのコンペティション(2003年 第二十三回ピティナピアノコンペティションB級全国大会金賞)でしょうか。

その頃、夏休みは母の実家がある徳島に帰省していたので、夏休みだけは徳島の先生にピアノを習っていました。そこで先生にコンクールに出てみたら、と提案されたんです。それまでコンクールと自分を結びつけたことはありませんでしたが、出てみたら金賞をいただいたので、もしかしたらいいかもしれない、と思いはじめました。

でも、本当に自分の中で、(ピアノとの)対話というんでしょうか、ピアノの音をきちんと楽しめるようになったのは、ここ1、2年くらいです。ピアニストになろうと思ってからもけっこう時間がかかりました。最近は、より楽しくなってきました。



―ここ1、2年で階段を一つ上られたんですね。これから演奏家として、五十嵐さんが描く将来の理想像はどんなものですか?

五十嵐 自分が思っている生活のイメージとしては、ソロの公演をやりながら、室内楽などもやって、一段落したら、それを後輩たちに教えていけたらいいなという風に思います。

―今日も小さいお子さんたちが聴きにいらしていました。今の五十嵐さんから、子どもたちに伝えたいことはありますか?

五十嵐 とにかく、なんでも好きなことをやってほしいと思います。先生との相性もありますし、優しい厳しいというのはあると思いますが、自分がその先生の所に行って楽しければ、練習もやはり身が入ります。たとえ怒られたとしても、こうなりたいと思える方がいいですね。
普段の生活も、好きに生きている方が結局は豊かになると思うので、特に小さい頃は、自分の好きなことを何でもやってみるのがいいのかなと思います。

―ありがとうございました!

写真でも伝わるように、きらきら、生き生きとした雰囲気がとても魅力的な五十嵐さん。コンサートでは、プログラムが進むごとにどんどん調子が上がっていきました。今後の活躍を応援しましょう!


【今週のせんがわトーク】
仙川ゆかりの音楽家にご出演いただいた回では必ずでてくるせんがわトーク。仙川でランチやお買い物で行きつけのお店などを伺います。今回は?
五十嵐…「島忠のはなまるうどん」 あのフロアは、行くと必ず誰かと会います。




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